東海体育学会について

東海体育学会事務局

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東海体育学会について

東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表します。これから、日本の総力を挙げた復興への長い道のりが続くことと思います。日本体育学会と連携して、体育・スポーツの研究・教育の分野からも出来る限りの支援をして参りたいと存じます。

東海体育学会は、その前身である日本体育学会東海支部会として、全国に先駆けて設立されました。その後1982年に独立学会として発足し、日本体育学会東海地域(1951年)を兼ねるも、2017年からは日本体育学会より独立し、独自の学会活動を展開しています。また、本会は、令和3年8月26日付で、日本学術会議協力学術研究団体に指定されました(府日学第1265号-2)。

本会の目的は、会則(PDF)に示されていますように、体育・スポーツ・健康科学に関する研究の社会への還元と分野を変えた会員間の連携と協力あります。近年の学問分野の多様化・学際化は、体育・スポーツ科学分野にも及び、会員間の相互協力により社会への還元にも力を注いでいます。この理念を具現化するために、愛知・三重・岐阜・静岡の東海4県を中心に全国各地に会員を擁し、会員数約450名、理事会等の役員約20名で学会活動を推進しています。

東海体育学会の学会大会は、毎年1回秋に開催しています。2019年度までは各県持ち回りで開催してきましたが、開催大学の負担軽減、経費削減の観点から理事会主導で、2020年度より名古屋市内の「ウインクあいち」で開催することになりました。しかし、2020年度は、新型コロナ感染禍により会員相互が集う従来型の学会大会は中止を余儀なくされました。

東海体育学会の機関誌である「スポーツ健康科学研究」(旧東海保健体育科学)の創刊 は1979年に行われました。現在は、投稿論文を当ウェブサイト上でも閲覧することが可能になり、2021年度からJ-Stageにも搭載されております。

研究セミナー・講演会の開催は、年に1〜2回、企画委員会が実施しています。2009年度は「創造とスポーツ科学」をテーマとした課題研究を行い、その成果を「創造とスポーツ科学」として杏林書院より出版し、会員の皆様にお届けすることができました。近年は、学校教育現場での体育科教育と部活動等の問題に焦点を絞り、現場の先生方との交流にも力を注いでいます。

東海体育学会の研究交流委員会組織は1998年、東海体育学会会員の所属する各研究分野及び分野間の研究交流や情報交換にかかわる事項を、協議、運営、発議することを目的として設置されました。現在はアダプテッドスポーツ分野と介護福祉・健康分野が加わり15分野で構成されています。大学の教育・研究予算削減が進行している中で、若手研究者の育成は重要な課題といえます。研究交流委員会は地域における共同研究の推進を期待したものであり、各分野でこのシステムを活用していただきたいと思っています。また、他分野の研究領域同様、研究分野の専門分化が進んでいますが、地域性を活かすことにより、他分野間の研究者間で交流を深められるのが当学会の強みです。